当社が取り組むスモールM&A
当社が推進しているスモールM&Aとは、事業規模や事業譲渡の対価は、数百万、数千万くらいの業界的には、いわば小さめの事業買収ということです。
規模が大きくないので、中間業者が儲からないですが、事業を承継する側としては、少額の投資で事業を始められて、ゼロイチスタートではないのでスタートアップの時間を短縮して短期間に、事業を拡大できるメリットがあります。
当社がターゲットにしているのは、買収後も、経営者が継続して事業を続けてくれて、当社は、ハンズオンのバリューアップをすることに集中できる案件です。
株主と経営者が別であるか、経営者が残ってくれるケースです。
株主と経営者が別ですと、株を譲渡しても、経営者が残ってくれるケースが多いです。
多数、案件の打診をいただくのですが、中には、社員がいない一人経営の事業で、事業を売却したら、誰も残らなくなる案件も多々あります。
そういう場合は、バリューアップの見込みがあっても、お断りしています。
当社がリソースを提供していくと、人件費と人材育成の時間とコストがかかってしまうためです。
それでは、M&Aの意味がなくなるので、諦めています。
どういう業種がターゲットか
では、どういう業種がターゲットかと言うと、飲食と製造業以外、と言っています。
飲食は、経営できるスキルもノウハウもないので、除外しています。
製造業は、あまり得意ではありません。
ITサービスや教育などのソフト系が多くなってしまいます。
サイトM&Aという取り組み
また、当社は、サイトのM&Aにも積極的に取り組んでいます。
リアルの本業とシナジーが見込めるサイトを選択し、PVとキャッシュ・フローが出ているサイトを買収して、てこ入れを行い、収益を拡大していきます。
スモールサイトM&Aというのが、当てはまるかもしれません。
サイトも玉石混交ですが、中には、興味深いものもあり、今後も積極的に取り組んでいこうと思っています。
投下資本の回収について
投下資本の回収期間は、比較的短めです。ハンズオンでコストダウンと収益拡大を行い、当初の見込みより、短期間で、回収しています。
やはり、投資が先ですので、買収資金は、あればあるほど買収件数が増えます。
ただ、拡大だけすればいい、というものでもなく、既存の買収案件の価値を最大限向上させてから後、新規の案件に着手することで、リソースの分散と機会損失の発生を防止しています。
今後も積極的に、スモールM&Aとサイト買収には、取り組んでいきます。